コラム
2024.09.05
何歳から通うべきか?子供が歯科医院に来る年齢について
様々な機会に、保護者の方からよく聞かれることの1つに「何歳から歯医者にかかったらよいですか?」というのがあります。これには「歯が1本でも生えたら、ぜひ、見てもらってください」とお伝えしています。
虫歯予防は歯が頭を出した時から始まっています。また、「泣いてしまうから、歯科医院に迷惑をかけてしまう」というご不安もお聞きしますが、それも問題ありません。お子さんは泣くのが普通です。
院長である加納は、10年以上、1歳6か月健診を拝命しておりますが、息子が1歳6か月になった際に、息子の健診をしました。健診当日の朝まではなついてた息子でしたが、1歳6か月健診の会場で加納の顔を見た途端に泣き出しました。だから、泣くのは普通のことなので、気にされることはありません。
また、赤ちゃんのころから歯科医院になれることで、大きくなったら自然に歯科への恐怖心が薄らぐことが多くあります。3歳くらいまでは泣いてしまうのが普通。4歳になると泣かずに1人で診療台に座って治療を受けるようになり、小学校入学前には麻酔を使った治療も、泣かず動かずに受けてくれるようになります。
さらに言えば、赤ちゃんの頃から通ってくれていたお子さんで、3歳頃に発達障害と判明したケースがあるのですが、すでに歯科医院に慣れてくれていたこともあり、必要な配慮をしつつも、そのまま問題なく通院していただいております。
ぜひ、早い時期から歯科医院を受診することをお勧めします。